とれたてホップを乾燥させないから、香りみずみずしい!『一番搾り とれたてホップ生ビール』今年も限定醸造

インで例えるなら「ヌーボー」といったところか。今しか味わえない、とれたてホップを使ったキリン「一番搾り」が今年も、10月28日から発売となった。その名も、『一番搾り とれたてホップ生ビール』。ホップのみずみずしいイメージ全開の、さわやかなグリーンのデザインが、何とも飲む気を誘うので、さっそく“おためし”だ。

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さて、比較のために、オリジナルの「一番搾り」と並べて、この『一番搾り とれたてホップ生ビール』(以下、『とれたてホップ』)をグラスに注ぐと、見た目はほとんど変わらない。しかしグラスに鼻を近づけると、香りはかなり違う!いつもの「一番搾り」はいい感じの麦汁の香りなのに対し、『とれたてホップ』の方は、何ともフルーティーな甘い香りがするのだ。

 

そして、口に含むと、その違いは歴然。どっちを飲んでも、「あーっ、うまい!」と叫んでしまったのだが、その叫びの中身は全然別物なのである。『とれたてホップ』には、華やかなフルーティー感がいっぱいに詰まっている。昨今では、アロマホップなどを使った、結構香り高い“第3のビール”なども出てきたが、ベースが「一番搾り」であることの差は大きい。まさに今だけしか飲めない、幸福感を感じる。

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この『とれたてホップ』に使用するホップは、すべて岩手県の遠野産。遠野では、ホップの収穫は8月末から9月初旬。そのとれたてのホップを、通常のビールなら、劣化を防ぐために乾燥して使用するのだが、この『とれたてホップ』の場合は、まず-50℃で急速冷凍し、その後、それを粉砕して麦汁に流し込むのである。

このプロセスの違いで、みずみずしい、とれたてのホップの香りが最大限に引き出されるのだとか。

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写真で見るだけでも、このとれたてホップは、緑が美しく、いかにも新鮮で美味しそうに見える。

そのグリーンが、瓶詰めのラベルに、そして缶ビールのデザインになって、飲む人の視覚を通して、味と香りへの期待感を増大させるのである。

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旬のホップにこだわったこの季節だけの特別な『とれたてホップ』。ラインナップは、350ml缶、500ml缶、中びん、大びんの4種類だが、東北地区だけは、7l入りと15l7入りの樽詰生も発売。

 

寒い季節、アツアツの鍋で、この『とれたてホップ』など、いかが?数量限定なので、お求めはお早めに!

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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