3種類のグレープフルーツしぼり器を比較検証!!どれが一番、搾りやすい?

シンプルな100均しぼり器

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最後に一般的な100円SHOPの搾り器を検証する。

使い慣れたこの形、もちろん搾れることは搾れるが……種、薄皮などすべてが入ってしまう。道具というものは、一度便利なものを手にしてしまうと、もはや元には戻れなくなってしまう。

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コップに注いで飲んでみると、しぼりカスも入ってしまうので舌触りが悪い。また苦味や渋みなども入ってしまう。

これは決して“100均だから”ではなく、昔ながらのしぼり器であれば、どれも同様と思われる。

 

『竹姫』の圧勝だった!

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さて、3種類を比較してみて圧倒的に使いやすくオススメなのは『ののじグレフル種取物語 竹姫』である。これで搾ると、すぐにクリアで雑味のない果汁が搾れる。

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種はもちろんのこと、余分なものが一切入らないので、とても便利。ゴミを取り除く手間がゼロ!

無理な力で要らず、中心部をくり貫いて搾るため、苦味や渋みも入りにくい。

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また安定感もよく、片手でも搾れるほどだ。ジューサーなどでなく、しぼり器でここまでクリアな果汁を搾れるのは素晴らしい。

 

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2番目に紹介した『グレープフルーツしぼり革命』は、アイデアは良いのだが、全体的な使い勝手はもう一歩。剣山部分が長く、その隙間にしぼりカスが入り込んでしまうため、ややお手入れが面倒という弱点もある。100円SHOPのものよりは、種や薄皮などが入らないが、劇的に使いやすいとまでは感じられなかった。せめて裏面に滑り止めがついていれば、印象は大きく違ったように思う。

 

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100円SHOPのものも、もちろん搾れないわけではないが、評価は前述の通り。搾ったあとに漉せばクリア果汁にはなるが、芯や薄皮を潰して搾っているため、雑味は取り除くことができない。

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そう、果汁を飲み比べればわかるのだが、味においても『ののじグレフル種取物語 竹姫』で搾ったものが、1番クリアで苦味が少なく美味しかったのだ。よく搾れるだけでなく、雑味を出さない、非常に合理的なアイテムなのである。

 

 

 

もし、しぼり器を購入・買い替えする機会があれば、自信をもって『竹姫』をおすすめしたい。そしてメイド・イン・ジャパンにこだわっている『グレープフルーツしぼり革命』には、更なる改良を期待したい!

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公式サイト:株式会社レーベン販売「ののじ」ブランドサイト

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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