あのガラコのミニチュア版『iガラコ』は車用じゃない スマホのタッチパネルを皮脂から守るコーティング剤だ

ルマに乗る人なら、知っているだろう。そう「ガラコ」である。なんてったって「ガラコ」は、自動車用ガラスコーティング剤のトップシェアを誇る商品。しかし今日ご紹介するのは、その「ガラコ」ではなく、『iガラコ』

『iガラコ』は、「ガラコ」を発売するソフト99コーポレーション(大阪市)が共同開発したスマホなどのタッチパネル用のコーティング剤で、事務機器の老舗キングジム(東京・千代田区)から、11月21日より発売開始となる。

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とにかく見た目は「ガラコ」そのものである。ただサイズがミニチュアでとても可愛らしい。ちょうど人の親指大の容器に入っている。

「ガラコ」と同じように、クルクルと回してキャップを外すと、中から鮮やかな青色のスポンジが出てくる。ここを押しつけて、スマホなどのタッチパネルに、コーティング剤を塗布するのである。

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あまり液体を出し過ぎないようにしながら、スマホのタッチパネルに塗布。このとき、タッチパネルにプラスチックの保護フィルムなどが貼ってあると、コーティングの効果が無いので、あくまでもタッチパネルのガラスに直接塗布すること。

塗布したら、すぐにティッシュペーパーで液が見えなくなるまで拭き取り、さらに2時間以上乾燥させる。あとは、いつも通りにスマホを使うだけだ。

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塗布したあとのタッチパネルに指で触ってみると、何より指紋が付きにくいことに気がつく。アプリを立ち上げたり、メールを書いたりしても、あまり指紋が付かない。しかもいつもより格段に指の滑りがいい。軽いタッチで操作が可能になる。

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また、指紋が付いても、それを簡単に拭き取ることができる。白っぽくなってなかなか落ちにくい皮脂汚れも、コーティングしたタッチパネルなら、さっと一拭きで落ちるのだ。

これなら、使用したスマホをポケットに入れておけば、ポケットとの摩擦だけで、汚れが落ちてくれるかもしれない。

 

この『iガラコ』、1回の塗布で約1ヶ月間、効き目が持続し、このボトル1本で約20回分の使用が可能だとか。つまり、1本で約20ヶ月、クリアで快適なタッチパネルを維持できるということになる。

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1本で1年8ヶ月間、快適にスマホのタッチパネルをコーティングできて、価格は税別1800円。1ヶ月あたり90円のコストで、この効果、悪くないんじゃないかな。

スマホの指紋や皮脂汚れが気になる方、この可愛い『iガラコ』を使ってみてはいかが?11月21日、全国発売開始である。

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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