『清陽軒監修 久留米ラーメン』は豚骨ラーメン発祥店の味を再現! カリカリカリカリ……な豚脂にハマる!

んこつラーメンといえば博多、と思っている人も多いが実はそうではない。発祥の地は、福岡・久留米であり、「清陽軒」という1軒の屋台がはじまりだった! このたび味のマルタイから発売された『清陽軒監修 久留米ラーメン』は、とんこつラーメン発祥店「清陽軒」の味を再現したカップ麺なのだ。 

清陽軒IMG_0127

現在も久留米で営業し、不動の人気を誇るラーメン店「清陽軒」は、昭和27年に開業。当時は初代店主とその妻がひっそりと営む1軒の屋台だった。それから約60年、清陽軒の名は九州全域に知れ渡り、数々の雑誌や新聞、インターネットサイトで取り上げられるほどに成長。「ラーメンWalker福岡2014」では久留米ラーメン人気4店舗の1店として特集され、「じゃらん九州2014年10月号」ではご当地グルメ大賞コーナーで手間暇・時間を惜しまないで賞を受賞。このほか、九州ウォーカーや西日本新聞など、あまたのメディアから注目され続けている。また、福岡ラーメンショーや東京ラーメンショーなどイベント出店も盛んに行うなど、精力的に普及活動を行っている。これはまもなく、ブーム到来の予感!?

清陽軒IMG_0088

『清陽軒監修久留米ラーメン』は昨年初めてカップ麺化され、全国35,000店舗のコンビニエンスストアで発売されていた。まだまだ全国的には認知されていないが、ラーメンファンからの「もう1度あの味が食べたい! 」という熱烈な声に応え今年も再び帰って来たのだった。カップ麺化を手掛けたのは、同じく福岡発の大手即席めんメーカー、棒ラーメンで知られる株式会社マルタイである。

清陽軒IMG_0102

ではさっそく作っていこう。カップのフタを開けると、中にはかやくの袋、とんこつスープの袋、そして「豚脂風味フレーク」が入っている。このフレークこそ、これぞ清陽軒というトッピングなのだ。かやくはすぐに投入し、とんこつスープと豚脂風味フレークは後入れ。麺は極細めん。お湯を入れてなんと1分半で完成するという超スピード調理。タイミングを見逃さないようにきちんとタイマーで測ろう。

清陽軒IMG_0107

1分半が経過し、フタをオープン。とんこつラーメンのかやくの定番・ねぎ、ごま、メンマがいい感じに戻っている。そこへ、まずはとんこつスープのもとを投入。どろっとした茶色いペースト状のたれは、ものすごくとんこつの香りがして、少し醤油の香ばしい香りがする。

清陽軒IMG_0118

もうこの時点で9割完成なのだが、最後にトッピングの「豚脂風味フレーク」を入れて出来上がり。フレークの正体、それは、豚の背脂をサイコロ状に固めて揚げたもの! 実際の店舗でも最後にトッピングとしてふりかけ、カリカリの食感を出すらしい。カップ麺は味気ないものというイメージがあるが、こういうひと工夫で華やかになり食べ応えがでるのは嬉しい。

清陽軒IMG_0115

それでは、いただきます! まずはスープから。ひと口飲んでみると、濃厚だけれどスーッとのどに入る旨味たっぷりの豚骨スープ。豚骨の甘さと醤油の甘じょっぱさが混ざり合って、ごくごく飲みたい味。これはうまい! しつこい脂っぽさがなく、あっさりだが濃厚。女性が食べやすい豚骨ラーメンだ。続いて、麺と共にカリカリのフレークもいただく。麺はノンフライだけあってするする入っていくシンプルな麺で、フレークの脂と細麺の組み合わせ非常に良い! 噛むほどにフレークから甘味ある脂がにじみ出てきて、このカリカリフレークだけでも食べたいくらいだ。きっと恐ろしいカロリーなのだろうが……。ネギの量も普通のカップ麺より多めに入っていて、久留米ラーメンのキャラが再現できていると感じた。

清陽軒IMG_0081

別の記事でご紹介した「極どろ 特濃豚骨醤油ラーメン」はこれでもかというほど濃厚だったが、それとはまた対極にある”豚骨の旨味だけ残したあっさり豚骨ラーメン”という印象。そうはいっても、豚骨のにおいはかなり周囲に広がるので学校やオフィスでの食事には気をつけたいが、後味はさっぱりしているのでお昼ご飯に適していると思う。一緒に食べるおにぎりは、酸味と豚骨スープがすごく合うので梅ぼしが良かった。
『清陽軒監修久留米ラーメン』は参考小売価格248円(税込268円)。全国のコンビニエンスストアをはじめ、楽天市場やYahooショッピングの公式オンラインショップでのインターネット販売も実施中。おすすめである。

[rakuten]marutairamen:10000064[/rakuten]

公式サイトはこちら

記者

アバター画像

椿 景子

30代女性。年間1000点以上の菓子・ドリンク類を試食するスペシャリスト。兵庫県出身、マンション暮らし。

この記者の記事一覧

トラックバック