大人気のシャープ『ヘルシオ お茶プレッソ』新色登場!これは本当に買いか? 徹底検証してみた!

2014年4月25日にシャープから発売された『ヘルシオ お茶プレッソ』。「茶葉をひく」「湯を沸かす」「お茶をたてる」の3工程を1台でこなすという話題性から大人気となっており、売れ行きも絶好調。一時は品薄になるほどだった。

店頭価格2万円弱と決して安くはないこの商品、今回は消費者目線で徹底検証してみた!

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※2015年6月25日追記

お茶プレッソの最新モデル『TE-TS56V』の検証記事はこちらから

 

『ヘルシオ お茶プレッソ』は、茶葉を粉末状に砕き、栄養豊富なお茶を家庭で手軽に楽しむための家電製品だ。従来の2色のモデル(ブラック系/ホワイト系)に加えて、今回新たにレッドが登場した。

お茶プレッソの主なユーザー層は50~60代のアクティブシニア層。茶葉の栄養を丸ごと摂れるとして、シニアの健康志向をとらえている。また家に急須がないという若年層もターゲット。新色でレッドをリリースしたのはまさに、若い世帯のニーズ喚起を狙ったものだろう。お茶プレッソは、茶葉を粉末にできることをメインの機能としつつ、その粉末茶を使い、温かいお茶、牛乳などを使ったラテ、冷たいお茶が作れるという特徴がある。

 

 

 

 

まずはこの製品の最大の特徴、茶葉を丸ごと摂ることに注目してみよう。急須で淹れたお茶の場合、茶殻として捨てている栄養成分は約70%。『茶プレッソ』では臼で茶葉を粉末状にしたものを使うため、お茶の栄養を丸ごと摂れるのである! 抗酸化作用のあるカテキンは、1.9倍。食物繊維や消臭効果も期待出来るクロロフィルは、急須で淹れたお茶の場合はほとんど含まれないが、粉末茶にすることで丸ごと摂れる。
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今回は新色のレッドで検証を行った。(機能面などに特に変更はなく従来通り。)

はじめに持ってみて感じたのは、意外とコンパクトであり軽いこと。女性やシニアの方でも持ち運びしやすいサイズ。重さは約2.6キロ。このサイズ感なら、リビングから客間へ持っていきたいなどの移動も楽に出来る。

本体は、左側にお茶容器、右側にお茶うすがセット出来る。そのほかに、挽いた茶葉を入れる受け皿。付属品として、お茶スプーン、清掃用のお茶ブラシがある。

背面に水タンク。電源コードは約1.2m。操作ボタンは上部に取り付けられている。