コンビニごとに個性が光る!キリンの新ビールブランド ファミマからは『グランドキリン ホップフルーティ』

レーバーごとに、異なるコンビニエンスストアと共同開発し、そのコンビニのみで限定販売するというユニークな販売手法で話題となっている、キリンのプレミアムビール「グランドキリン」。その5つめのフレーバーとなる『グランドキリン ホップフルーティ』が、9月23日、全国のファミリーマートの酒類取扱店(約1万500店)で発売された。

それぞれが異なる全く味わいを持ち、ボトルのデザインも個性的。どれを選ぶかで、飲む側の個性も評価されそうな、そんなスペシャリティな雰囲気で、人気を集めつつあるキリンの新しいビールブランド。その最新作を“おためし”してみた。

1

フレーバーの決め手となるホップに、ニュージーランド産の希少な「ネルソンソーヴィンホップ」を使用しているとのこと。このホップの効果なのか、このビール、かなり個性的でパンチの効いた味わいがある。

ぶどうのようなかすかに甘い香りと、柑橘系のフルーツの香り、そして記者の大好きなコリアンダーの香り。そんなフルーツ感のあるホップの香味を、キリン独自の製法で引き出しているのだとか。

この個性的な味は、はまるとクセになる。そうなるともう、ファミマに出向いて買うしか、手に入れる方法はないのである。

2

そんな個性的な味を、プレミアムビールらしい、いい感じの苦みと甘みで包み込み、やはり最後は「キリン」らしい雰囲気にまとめる。そのあたりは、さすがに大手のビールメーカーの安定感を感じる。

3

この『グランドキリン』シリーズに使用されているビンは、330ml入りのやや広口の作りになっている。しかも軽量でリサイクルしやすいワンウェイびんを使用。

広口にすることで、このびんに直接口を付けて飲んだときに、口当たりが良く、しかも香りが拡散しやすいというメリットもある。

4

アルコール度数5.5%、価格は税込で245円となっている。

フレーバーにより、コンビニを使い分け、個性的な味とデザインでビールを選ぶ楽しみを演出。プレミアムなビールを、コンビニと組んで販路を限定することで買いやすい価格に抑え、独自のブランドイメージを形成しつつあるキリンの『グランドキリン』。

これからのさらなる新フレーバー登場が楽しみである。

記者

アバター画像

渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

この記者の記事一覧

トラックバック