イタリアのデザイン性と日本の実用性のイイとこ取り!『ペイジェム・カンタカルタ マンスリーアジェンダ』

の手帳、最大の特長は、イタリアの大手手帳メーカー「レディバーグ社」と、日本の手帳メーカーとしてお馴染みの「日本能率協会マネジメントセンター」のコラボ商品であるということ。

それにより、日本製の手帳のきめの細かい使い勝手の良さと、イタリア製の手帳のオシャレ感はじけるデザインセンスが両立した、魅力いっぱいの手帳に仕上がっている。『ペイジェム・カンタカルタ』。さっそく、どんな商品かチェック!チェック!

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というわけで、上の写真が、2015年1月始まりの『ペイジェム・カンタカルタ』のカバーデザイン全16種類である。これだけ見ても、日本の手帳とはまるで異なるセンスがほとばしる。

手帳メーカーが、いろいろな業種の企業などとコラボして、ユニークな企画ものの手帳を出すことはあるが、この『ペイジェム・カンタカルタ』のように、手帳メーカー同志が手を組むことは珍しい。

 

ちなみに、この長くてややこしいネーミングの前半部「ペイジェム」は、もともと日本能率協会マネジメントが女性向けの手帳に使用しているブランド名で、つまりこの手帳は、ペイジェム・ブランドでの展開となっている。またネーミング後半部の「カンタカルタ」はイタリア語で「歌う紙」という意味。

日本能率協会マネジメントセンターが手帳の企画を受け持ち、その企画に基づいて、イタリアのレディバーグ社がデザインと製本を受け持つ、そんなコラボ商品なのである。

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『ペイジェム・カンタカルタ』の外見上の特長は、何と言っても、その斬新なカバーデザイン。そして、すべてに手帳を閉じるゴムバンドと、細いペンから太いペンまで柔軟にホールドするペンホルダーが、コントラスト激しい色合いで付いている。

この伸縮自在のペンホルダーは、いつも軸の太い万年筆を使う記者には、とても嬉しい作りである。

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手帳の判型はB6版と小ぶり。総ページ数も160Pと、この手のダイアリーとしては薄型である。

リフィルの構成はとてもシンプル。基本的に、見開き1ヶ月の「月間カレンダー」(2014年11月始まり)と、ドット方眼が打たれた「ノートページ」だけ。しかも総ページ160Pのうち、「ノートページ」は何と121Pにも及ぶ。

12ヶ月で割れば、1ヶ月あたり10Pも書き込む事ができる、余裕のノートページは、工夫次第で、かなり使えるページである。

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さて、中を開いてみると、使われている紙は、ややクリーム色がかったもので、手で触れただけでも、その質感の高さを感じることができる。薄手なのに、ハリがあり、ツヤツヤとした肌触りの上質紙である。

記者は、昨年版のこの商品も持っているが、記者にとって、この手帳の一番の魅力は、実はこの紙だったのだ。この紙、イタリア最大の老舗製紙メーカー「フェドリゴーニ社」製のもので、紙質を追求する美術系の出版社にも使用される高品質な紙を提供するメーカーである。

万年筆を多用する記者には、この紙の使い心地は素晴らしいもので、細字のペン先で、筆圧を強くして文字を書きなぐっても、ペンはサラサラと滑り、しかもインクが滲んだり、裏写りしたりすることもない。万年筆を使う人には、この紙だけでも、この手帳を買う価値はある。

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月間ダイアリーの部分は、シンプルなカレンダーで、月曜始まりで土日も平日と同じ大きさの枠を切っている。毎日の書き込み部分は、横罫が3本、カレンダーの右サイドに「to do リスト」があり、月に22個の「やるべき事」をメモできるようになっている。

カレンダーには、日本の祝日が日本語で書かれていて、各ページの下の隅にポッチングという、切り取り用のミシン目が付いている。すぐに開きたい場所は、このポッチングを切り取っておけば、パッと探し出すことができて便利だ。

 

また、この『ペイジェム・カンタカルタ』はに、iPhoneとAndroid両方に対応で、「カンタカルタ スキャンワーク」という専用アプリが用意されている。これを使えば、「カンタカルタ」に書いた手書きページを、簡単・キレイに、スマホにデジタル保存できるのだ。

手帳のバックアップとして、あるいは手帳を持ち歩かないときでも、スマホで「カンタカルタ」を確認でき、それを他人と共有することも可能になる。

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細かなところに目を向けると、裏表紙にフタのあるポケットが付いているのが面白い。ココに、チケットとかお札、カードや名刺、はがきをしまっておくことができ、フタがあるので、簡単には落ちないのが便利である。

 

また、しおり紐が、よくありがちなダサイ紐でなく、さりげなくサテンのリボンを使っているも、オシャレ~。

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この『ペイジェム・カンタカルタ』、最初に書いたとおり、日本能率協会メネジメントセンターでは、女性向けのブランド展開をしているが、デザインと好みによっては、男性でもイケるのではないかと思う。

特に、万年筆ユーザーなら、この紙にはどうしてもインクで書きたくなる魅力がある。

今年も、早いもので、そろそろ来年の手帳を選ぶシーズンになった。あなたの選択肢の中に、今年は『ペイジェム・カンタカルタ』もリストアップしてみてはいかがだろうか。税別2200円である。

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記者

渡辺 穣

渡辺 穣

50代男性。元日経トレンディ副編集長。アウトドア好きで、八ヶ岳山麓に暮らす。文具、IT、メカもの、サイエンスものが好き。

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