コンビニPB対決/第二弾は『ビーフカレー』を比較検証! セブンvsローソンvsファミマ の違いは?

パウチには「じゃがいもやにんじんなど、具材をじっくり煮込んでまろやかな味わいに仕上げました」とある。
25-7
具材感は少なめだが、口に入れるとスパイスの香りがすぐに広がる。3社の中では最もスパイシーな味わい! 見た目の色合いも1番濃い色をしている。他の2社はとろみのあるカレーだったのに対し、こちらはサラリとしたカレーだ。

アレルギー表示は「小麦、牛肉、大豆」。だが、良く見ると原材料「食物油脂(牛脂・豚脂)」とある。これは3社に共通している原材料で、他の2社はアレルギー表示に豚肉と表記しているのだがファミリーマートにはなかった。しかし、豚脂(牛脂も)の場合は、使用される量によってはアレルギー表記への必要はないとのこと。

 

 

 

 

その他の情報として、3社に共通する原材料として野菜(じゃがいも・人参)があり、これがセブンイレブンだけは「国産」となっていた。

牛肉、小麦、砂糖、食物油脂(牛脂・豚脂)、トマトソースなどは共通。

ローソンとファミリーマートには、ソテー・ド・オニオンとウスターソースが入っている。セブンイレブンは玉ねぎエキス・ビーフエキスが使われている。

 

 

 

総評として、スパイス感で選ぶなら……

  1. ファミリーマート
  2. ローソン
  3. セブンイレブン

 

具材のゴロゴロ感で選ぶなら……

  1. ローソン
  2. セブンイレブン
  3. ファミリーマート

 

トロみ加減で選ぶなら……

  1. ローソン
  2. セブンイレブン
  3. ファミリーマート

 

 

このような感じだろうか。

ファミリーマートは、ポテトチップスにおいても唯一の薄切りタイプで、あっさりした味付けだった。PBは軽めの食感に仕上げたいという方向性があるのだろうか? また別のメニューでも比較検証を行いたい。

 

 

冒頭で触れた通り、どのカレーも中辛ながらもまろやかな甘みがあり、それぞれ食べやすいことは間違いない。お好みに合わせて選んで頂きたい。

コンビニプライベートブランド食べ比べ第1弾『ポテトチップス編』はこちら

記者

アバター画像

蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

この記者の記事一覧

トラックバック