コンビニPB対決/第二弾は『ビーフカレー』を比較検証! セブンvsローソンvsファミマ の違いは?

ンビニPB(プライベートブランド)食べ比べ第2弾! 今回は『ビーフカレー』編をお届けしよう。比較するのはセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの3社である。レトルトで発売されている『ビーフカレー』の中辛を食べ比べてみる。

 

 

今回最初に断っておきたいのは、どこが1番という話ではなく、どのPBカレーも等しく美味しかったということ。なぜなら、というわけではないが、実はこの3商品の製造元はすべてヱスビー食品株式会社。原材料名もほぼ同じなのである!

 

同じメーカー、ほぼ同じ原材料で、各コンビニがどのような味付けをオーダーしたのか。その違いを見ていこう。

 

 

 

甘めの味わいで中庸なセブンイレブン

25-3
まずはセブンイプレミアムのビーフカレー(中辛)。
価格は85円(税込91円)。
内容量は200g。カロリーは1食あたり107kcal。
パウチには「国産のじゃがいも、人参を使用しじっくり丁寧に煮込みました」と書いてある。内容量は3社の中で1番少なく、価格も1番安い。

25-9

食べてみると中辛ながら甘めの味わい。後からスパイスの香りが広がる。他の2社と比べると、唯一「香料」が使われていた。香料の原材料の一部には乳成分、大豆、豚肉、りんごが含まれている。ここが甘めに感じるポイントだろうか。

アレルギー表示も「乳成分・小麦・牛肉・大豆・豚肉・りんご」となっており他の2社よりも多い表示。乳成分・りんごが入っているのはセブンイレブンだけだった。

 

 

 

トロみと具材の大きさ、そして量で勝負するローソン

25-4

続いてローソンセレクトの『大盛カレー』中辛。こちらも牛肉が使われているので、ビーフカレーとなっている。
価格は112円(税込121円)。内容量は250g。
カロリーは1食あたり199kcal。

大盛となっているだけあって、内容量はこれが1番多い。パウチには「野菜をじっくり煮込み程よくスパイスをきかせました」とある。
25-8
具材のゴロゴロ感は3社の中で1番。こちらもまろやかな甘さがあり、後からスパイスが香る。とろみのあるカレーでもある。アレルギー表示は「小麦、牛肉、大豆、豚肉」。

 

 

 

サラサラ系でスパイシーなファミリーマート

25-2
最後にファミリーマートコレクションの『ビーフカレー』(中辛)。
価格は96円(税込103円)。内容量は210g。
カロリーは1食あたり156kcal。