ボルトの世界記録くらい回り続ける!?『ショトックス』 コーンズが輸入販売する、スピンするクリスタル製グラス

この「ドイツ生まれのスピンするグラス」=『ショトックス』の総輸入発売元は、何とあの「コーンズ・アンドカンパニー・リミテッド」である。 フェラーリ、ランボルギーニ、マセラティ、ロールス・ロイス、ベントレーといった、高級外国車の正規代理店で、クルマ好きには、超有名な会社なのだ。

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グラスを裏返すと、クルクルとスピンする理由がわかった。グラスの底面に、あたかも海底火山でもあるかのように、大きな窪みと、富士山のような円錐状の突起が形作られているのである。

 

この突起をよく見ると、グラスの底面のヘリより、わずかだけ高い。定規を当ててみると、本当に1mmもないほど、わずかである。 しかも、グラスの底面のヘリの円周も、きれいな水平ではなく、微妙にうねっている。このうねりのおかげで、スピンしたときの摩擦抵抗が少なくなっていると考えられる。まさにガラス職人の手仕上げ。“手びねり”感覚のクリスタル製グラスなのである。

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『ショトックス』の製品ラインナップは2種類。

 

1つは、『ショトックス クリスタル』で、こちらは、生産国はドイツ。クリスタルガラスは、24%鉛含有で、鉛含有ならでは実現できる、繊細なラインが特長となっている。直径8.8cm、高さ9.6cmで、360ml入り、重量525gである。(上の写真)

 

もう1つの『ショトックス バー』は、生産国はチェコ。無鉛クリスタルガラス使用で、ホテルやレストランでも使用できる耐久性を備えている。直径8.3cm、高さ10cmで、330ml入り、重量470gである。(下の写真)

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グラスのデザイン・バリエーションは、『ショトックス クリスタル』は2種類で、それぞれ税別8000円。『ショトックスバー』は3種類で、それぞれ税別4000円となっている。それらのデザインは、コーンズのeショップで確認できるので、興味ある方はチェックである。

 

自宅のバーカウンターで一杯やりながら、ときにグラスをスピンさせる。ロックアイスが軽やかに音を奏で、グラスに屈折した光も一緒に回る。そんな精神安定剤のようなひとときを、この『ショトックス』は演出してくれる。欲しいな、これ・・・。

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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