小鳥型キーホルダー+巣箱型ケース『スパロウキーリング』は防犯笛機能付&家族の在宅を知らせる!

主と一緒に、小鳥のカギも「行ってきます」、「ただいま」。単なるキーホルダーではなく防犯用のホイッスルとしての機能も備えているのがこの『スパロウキーリング』。アニメに登場するような巣箱からひょいと顔を出す小鳥がとても楽しく愛らしい。

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この商品を取り扱っているのはイタリア・ドイツ・北欧など工業デザイン大国中心のセンスの良い雑貨を輸入販売している株式会社スペースジョイ(東京・品川区)。雑貨店では定番のボール紙パッケージはデザイン性が高く、一見北欧製? と推察してしまうが、実はタイ・バンコクに拠点を置くNew Arriva Co.,ltd.という会社の製品。ブランドとしては「QUALY」の名前でアイデア機能とデザイン性を併せ持つ商品を数多く展開している。

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とても可愛いこの雑貨。おためし新商品ナビでは、実際の使用感について言及しよう。

 

 

まず小鳥の造形について。シルバーの平形リングを装着した小鳥をキーホルダーかつ防犯ホイッスルとして携帯することになる。そうなると当然ポケットに忍ばせるという使い方になる可能性が高いのだが、その場合くちばしの部分が尖っているので、一緒にスマートフォンを入れるのは避けた方が良い。触ってみるとケガをするほどではないが、画面に傷を入れられる程度の物騒さはある。フォルムからして幼い子どもの使用も考慮されると思うのだが、その辺の配慮はもう少しあっても良いのではないか。

素材のABS樹脂はプラスチッキーな印象を与えるけれど、軽さと耐久性に優れ、実用性が高い。乱暴な扱いをしても壊れにくいというのは、こうした常に携帯する運命にあるキーホルダー類にとっては必要不可欠な条件であるのだから。

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防犯ホイッスルとしての機能は申し分ない。鳥の背中の部分に穴が空いており、ホイッスル音はここから飛び出す。音の大きさはびっくりするほど大きい。うかつに吹くと周囲の人間の耳を痛めるほどの大音量が出てくるので、試すときは万全の注意を払いたい。

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そうした小鳥を普段収めておくのが、巣箱である。鳥とともにABS樹脂素材を用いてつくられた巣箱は、背面にスリーエム製の両面テープが装着されているが、実際に使用するとなるとこれだけでは心細い。何度も小鳥を出し入れすれば、確実に落下する。従って掛け時計状に裏面に開いた穴に、壁面にしっかりと取り付けた平面的なフックを引っかけるのが理想。

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もっとも気を配りたいのは貼付位置だ。試行錯誤の結果、立った姿勢の視線の位置が一番使いやすいと感じた。照明の明るい場所で、かつあまり低くない位置が無難だ。小鳥は巣箱の中でバランスを取って立つような形になるのだが、巣箱が低いと、中腰で何度も小鳥を入れ直すという小さな拷問に毎回遭うことになる。尚、複数購入して家族で使用する場合、幼い子どもの使用するものと大人の使用するものでは設置場所の高さの工夫が必要である。

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こうした使用上の注意を理解した上で購入すれば、使いたくなるアイデアの妙味とシンプルなデザインは素晴らしい。このデザインの奥が深いところは、巣箱に小鳥がいなければ鍵を持って行っているということで外出中。小鳥がいれば家に戻っているという小さなユーモアが込められていることだろう。

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本物の巣箱のように、学校の工作で荒っぽく塗装されたようなホワイトに木目模様、記者は非常に気に入った。

さらに、今回試用した『スパロウキーリング』はピンクの小鳥に巣箱がホワイトだが、この商品カラーバリエーションが全部で13種類もあるのである。

・幸せの青い鳥のブルー / ホワイトハウス
・一見ウグイスに見えるグリーン/ホワイトハウス
・一見ひよこに見えるイエロー/ホワイトハウス
・大人の男性でも試用するのに抵抗のないシックなブラック/ホワイトハウス
・郵便局イメージを醸し出すレッド/ホワイトハウス

等々。
そして巣箱が濃い茶色の「ブラウンハウス」バージョンも存在する。家族でそれぞれ色を選べばそれこそ無限の組合せがあり、楽しい。

 

定価は1,400円(税別)だが、Amazonでの実勢価格は税込で500~1500円と、カラーバリエーションや販売業者によって様々。

製品は素材のチープさが目立ち、決して高級感のあるものではないが、こうした雑貨に関していえば、素材で価値判断をしてしまうのはいささか野暮というもの。日常の中にこうしたほんのりとした愛らしいユーモアが存在すること、それによって自身の生活にどれだけインスピレーションを与えてくれるかで判断したい。記者としては、非常にクリエイティブな刺激を受けやすい一品として気に入った。ほんの少しの凹凸のみで表現された単色の製品は、着色や描き込みの可能性があるということである。ペイントマーカーなど油性のペンを使用して、好きなように屋根と本体を塗り分けたり、小鳥の表情を自由に描いたりしても楽しい。絵心を持つ大人はもちろん、子ども達にもこうした日常使用するものに手作り感があるのは情操教育的にも良い影響を与えるのではないだろうか。

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巣箱サイズを含めて大きさは幅6.8×奥行4×高さ7.4cmで、重量は約65g。キーリング部分以外は全てABS樹脂を使用。パッケージを含めて全てリサイクル可能な素材を使用しているという。今回はこの『スパロウキーリングホワイトハウス』を1名の方にプレゼント。応募は記事下のフォームからどうぞ。

公式サイト:スパロウキーリングホワイトハウス

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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