『ikey』でAndroidに4パターンの便利ボタンが作れる! 押すだけで緊急連絡OK、アプリやツールも一発で起動!
スマホのイヤホンジャックに装着するアクセサリーは、結構、質感が大事だったりするが、この『ikey』は、その点で、まず合格である。
非常にコンパクトで、イヤホンジャックに差し込むと、小さなボタンの突起しか見えないが、この質感なら、どんな機種に付けても違和感がなく、しかもスマホ全体の雰囲気も壊さないし、ボタン自体も全く邪魔にならない。
あとは、これがどんな機能を持ち、使い勝手はどうかが問題である。さっそく使ってみた。
この小さな『ikey』を、Androidのイヤホンジャックに差し込み、パッケージに印刷されているQRコードから専用のアプリをインストールすると、Home画面に、可愛らしい『ikey』のアイコンが現れる。
このアイコンにタッチすると、細かな設定がいろいろできるが、もっとも基本的で重要な設定は、イヤホンジャックにできた『ikey』の小さなボタンを押したとき、スマホにどんな動作をさせるか割り振ることである。
このイヤホンジャックの小さなボタンは、押し方によって、4通りの動作に使える。普通に1回押すだけの「ワンクリック」、2回素早く押す「ダブルクリック」、三回素早く押す「三回クリック」、そして一定時間押し続ける「長押し」である。
その4つの押し方それぞれに、スマホが持つツールやアプリの起動を選択して割り振ると、いちいちホーム画面に戻ってアプリを選択して立ち上げるというような面倒な作業は必要なくなり、ボタンのプッシュだけで、スマホを動作させることができるようになるのである。
例えば、「シングルクリック」に「ライト」を割り振ると・・・・・、
ボタンをポンと押すだけで、ライトが点灯する。こんなボタンをスマホに作れることは、実際に使ってみると、驚くほど便利である。
記者のように、いつ心筋梗塞や脳梗塞で倒れるかわからないような人には、『シングルクリック』に、「電話をかける」を割り振り、その設定で「119番」を登録することをおすすめする。
そうすれば、発作で倒れたときに、ホーム画面から、「ダイヤル」を選んだり、そこから「119」を入力したりする手間をかけずに、ボタンをポンッと一押しするだけで119番に通報ができる。まさに生死を分けるボタンになるかもしれないのである。
まあ、そんな特殊な場合はともかく、緊急用の連絡先とか、しょっちゅう電話をする番号、1日に何度も何度も繰り返し使用するアプリやツールなどを、この4通りのボタンに登録しておけば、この便利さはちょっと手放せないレベルだ。
自分にもっとも使いやすいボタンの内容を、いろいろ試してみるといいだろう。
この『ikey』は、輸入販売元のパステムセゾンのオンラインショップでは、送料・消費税込みで1058円で売られている。Amazonでも調べてみたが、おおよそ送料を含め、そのくらいの価格が相場のようである。
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