リモコンで“火”が付くLEDキャンドル『LUMINARA』 ヤケドや火事の心配なし、留守宅のセキュリティにも!

の中にキャンドルの火が灯る生活。憧れてはみても、日本の住宅事情ではなかなか実現しにくい。「火事になりそう」、「赤ちゃんが触ってヤケドしない?」、「消耗品なのでお金がかかる」…etc.。

しかし、そんな不安要素をすべて解決した、本物そっくりのLEDキャンドルがある。今日ご紹介する『LUMINARA』だ。しかも2014年の新モデルで、旧モデルより格段に品質が良くなっている。さっそく“おためし”してみた。

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この『LUMINARA』(ルミナラ)キャンドルは、アメリカの会社が開発した商品で、いまやアメリカだけでなくヨーロッパやアジアにも広く発売されている、本物そっくりのLEDライトを内蔵したキャンドルだ。

何より驚きなのは、そのリアルなキャンドルの質感。というのも、キャンドル自体は、本物のロウを使って練り上げ成型しているのだから、リアルなのは当然としても、凄いのは、炎の質感なのである。ちょっと離れてしまえば、まず本物の炎にしか見えない。

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よくよく見ると、キャンドルの炎の部分には、薄っぺらい炎の形の軽くカールしたプレートがあって、それが空気の動きなどでゆらゆらと動くようになっているのがわかる。『LUMINARA』は、この炎の作りで、アメリカの特許を取得している。

このプレートの斜め下の方から、LEDの光がプレートに向けて発射されるようになっていて、このプレートが光をうまく反射させながら、ゆらゆら動く。フェイクとわかっていても、少し離れた場所から見れば、本物の炎にしか見えない。単純なようだが、凄い仕掛けである。

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この“炎”に必要なのは、もちろんマッチでもライターでもなく、単2の乾電池が2本。これで、1日5時間の点灯で100日間使える。つまり500時間も点灯するのである。

旧モデルでは単1電池を使用していたが、2014年の新モデルから単2電池になり、より省エネを実現した。また新モデルは、キャンドルの直径が9cmから7.5cmに変更になったため、対応できる燭台などが増え、インテリアとしても応用の範囲が広がったのである。

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実際に使ってみて、意外と便利で手放せないのが、リモコンである。

棚に並んだ複数のキャンドルを離れた場所から一気に点灯・消灯することができる。いちいち、一つひとつのキャンドルの裏にあるスイッチをONにしなくても、複数のキャンドルを全部一気に操作できるリモコンは、この『LUMINARA』ライフには必需品だ。

リモコンが届く範囲は、おおよそ5m程度。キャンドルとは税別で、税別1000円である。

catch

この『LUMINARA』キャンドル、本物にそっくりとはいえ、実際に火を使っているわけではないので、そのメリットはたくさんある。

まず、家の中のどこにでも置けるということ。これは狭くて物が多い日本の住宅では重宝する。木製の棚の中にだって、このキャンドルなら火事の心配をすることなく設置できる。

また小さな子供や赤ちゃん、ペットが、誤って触ってしまってヤケドする心配もなければ、キャンドルを倒して火災を引き起こす心配もない。

そして何より、このキャンドルは減らない。500時間使用ごとに、電池を買い換えれば、あとはいつまでも灯り続ける“炎”なのである。決して安くはない、こうしたオシャレなキャンドルだが、『LUMINARA』なら、一度購入すれば、あとは電池代しかかからないのだ。

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また『LUMINARA』は、タイマーを内蔵しているので、毎日決まった時刻に5時間だけ点灯させ、自動で消灯する操作を繰り返すことができる。

この機能は、例えば、窓辺にキャンドルを置いておけば、夜、家を留守にするときに、自動でキャンドルが付くことで、人が在宅しているかのように演出でき、家のセキュリティにも一役買うことができる。

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『LUMINARA』の商品ラインナップは3種類。

まずは通常の「ピラーキャンドル」。今回、記者が試したのも、このタイプで、キャンドルの上部が斜めに、多少使用した雰囲気に減っている形のもので、これはいい香りがするアロマ・キャンドルでもある。色は、アイボリー、レッド、グリーン、ピンクの4種類。色に応じて、アイボリーはオーシャンブリーズ、レッドはシナモン、グリーンはフォレスト、ピンクはローズの香りがする。サイズはS,M,Lの3種類があって、それぞれ税別5000円、5500円、6000円となっている。

2種類目は、キャンドルの上部が、水平になったタイプの「フラットトップキャンドル」。こちらは、上部が水平なので、360度、どこから見ても楽しむことができ、また食事中も使用できるよう、香料が入っていない。サイズはS,Mの2種類で、価格はそれぞれ税別5000円と5500円。

3種類目は、ロウの中に植物を埋め込んだ独特の質感を持つプレミアム商品、「ボタニカルキャンドル」。こちらは、サイズはMサイズだけで、価格は税別6500円となっている。

『LUMINARA』を取り扱っている店舗は、WEBサイトに一覧で掲載されているので、お近くの店を探してみるといい。またネットでは、日本の代理店である株式会社グリーンエージェント(埼玉県・北足立郡)のオンラインショップで購入することもできる。

さあ、『LUMINARA』で、キャンドルのある生活を考えてみてはいかがだろうか。

 

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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