新食感フローズンカフェ「ツメタオイチーノ」を作ってみよう!その名もタカラトミー『ツメタオイチーノ』

い夏にピッタリ! 泡立てながら凍らせ、新食感フローズンカフェが楽しめる『ツメタオイチーノ』をご紹介しよう。玩具メーカー「株式会社タカラトミーアーツ」が手がける商品だ。レシピ協力は、ネスレ日本株式会社。4分間で新食感の「ツメタオイチーノ」が作れるというが、使い心地はどうだろうか?

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まずは、中身を見ていこう。セット内容は、本体、ヘラスプーン、取扱説明書、レシピブックとなっている。製品サイズは、W120×H230×D120mm。重さは490g。
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使用する前に、パーツを分解して洗う必要がある。本体(上部メカ部分)以外のパーツをそれぞれ外し、洗ったらよく乾かしておこう。

「ツメタオイチーノ」を作るには、さらに準備が必要である。保冷容器を24~48時間凍らせておかなければならない。
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保冷容器に、食塩17g(付属のヘラスプーンですりきり一杯分)と水道水を内側のラインまで入れ、よく混ぜて食塩を溶かす。そこに、アルミ容器をセットし、固定するようにリングを取り付ける。
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組み立てた保冷容器セットを冷凍庫で24~48時間凍らせる。そのまま冷凍庫に入れても良いが、記者は衛生的に気になったのでアルミ容器にラップをかぶせておいた。

24時間以上経過したら、やっと「ツメタオイチーノ」を作る事が出来る状態になる。
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本体を動かすのには、単三形アルカリ乾電池4本が必要。(付属でないので、自分で用意する。)
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材料は、
ネスカフェエクセラ(ティースプーン約2杯分) 2g
砂糖 8g
牛乳(冷蔵庫でよく冷やしたもの) 80ml
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これらをよく混ぜておく。牛乳もよく冷えていることが必須条件。ネスカフェエクセラなら、冷たい牛乳でもよく溶けるのでその辺は心配ない。
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泡立てる為の羽根パーツを、よく凍らせた本体にセットする。この時には、まだ材料は加えてはいけない。
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本体上部のスイッチをON!すると、泡立て羽根が回転する。
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それなりに振動もあるが、底にはしっかりと滑り止めがついているので、動作中に本体が動いてしまうようなことはなかった。
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本体中央にある、注ぎ口を引き出して、ゆっくりと材料を注いでいく。
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そのまま3分間泡立てた後、スイッチを切る。そのまま1分間待って、完成だ。本体上部を取り外すと、中にはふわふわのフローズンが出来上がっている。
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保冷容器を傾けてしまうと、食塩水がこぼれる恐れがあるので、グラスに移し変える時は付属のヘラスプーンですくい、泡がつぶれないように静かに盛りつける。この時に、グラスもしっかりと冷やしておくと良い。
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「ツメタオイチ~ノ」の定番、「コーヒーオイチーノ」の完成!
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氷のフローズンとは違い、「ふわふわの泡」であることが面白い。確かに新食感で、口当たりも滑らか。口に入れるとふわっと冷たい美味しさが溶けていく。

ただし、ここまでの道のりは長い。パーツを洗い、乾かして、食塩水を丸1日以上凍らせる必要がある。
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スイッチを入れると、羽根がモーターで回るため、音もそれなりにする。また、出来上がって本体を取り外す時に、周囲を汚しやすい。羽根にもかなりの量の泡がついたままになってしまう。へらなどで取り除こうとしたが、羽根は不安定で動いてしまうため難しかった。

 

そして、基本的には1回分しか作ることが出来ない。出来上がる分量も、ちょうど1人分(グラスに一杯分)なのでパーティーなど大勢で楽しむことは出来ないだろう。
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保冷容器が冷たいうちは作ることが出来るのかどうか、記者は続けてもう一杯作ってみることにした。材料は全く同じ。1杯目を作った後に、すぐに2杯目を作る。

1回目は3分間の泡立てだったが、2回目は少し長めに4分間泡立て、1分間待ってみた。
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2回目も泡の状態にはなったが、固まり方がやはり1回目とは違った。1回目はきちんとすべてが泡になったのに対し、2回目は泡になった部分と、液体のままの部分に分かれてしまった。
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よく冷やしたグラスに盛り付けてみると、溶けるのも早く、グラスの底には液体の部分が出来てしまった。ひんやり感も1回目よりも弱く、物足りない。連続して作れないことはないが、やはりベストな状態で作れるのは1回のみのようだ。

 

調理器具として見てしまうと気になる点は多いのだが、これはあくまでも玩具という位置づけ。「ツメタオイチ~ノ」というふわふわ新食感なフローズンを作るという点では面白い。

 

ただし、パーツを細かく洗っていかなければならず、片付けるのもなかなかの手間であった。単三電池を4本使用したり、24時間以上凍らせて1杯分しか作れない点などを考えると、このふわふわの新食感「ツメタオイチーノ」を本気で楽しみたい人向けであるような気もする。

 

価格は6,500円(税別)。本体のカラーはブルーとブラウンがある。

東急ハンズなどの雑貨店や、インターネット通販でも購入出来る。

公式サイトはこちら

記者

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蘭 よう子

デザイン/マーケティング専攻。商品開発やレシピ開発に携わる。雑誌やWebメディアでの執筆・連載多数。調理、アートワーク制作から撮影まで、すべてをこなすマルチクリエイター。文具やアートの分野にて講師経験あり。

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