逆さパッケージのギミックも楽しい『サッポロ一番 富士郎 辛豚骨醤油ラーメン』は濃い・多い・辛いの三拍子揃った“揚げ玉富士盛り”男味!

答無用のガッツリ系ラーメン『サッポロ一番 富士郎 豚骨醤油ラーメン』の続編として登場したのが、この辛みを追加した、サンヨー食品株式会社(東京都港区)による『サッポロ一番 富士郎 辛豚骨醤油ラーメン』である(希望小売価格・税抜220円 2014年6月より全国発売)。

まず目をひくのはシリーズの特徴である逆さパッケージ。直接味には関係ないが「フタ側を上にして調理しお召し上がり下さい」という注意書きを表示してまで、逆さを貫くところがうれしい。

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イメージとしてはやはり世界遺産の富士山であり、今回の赤パッケージは夕日に染まった赤富士を連想させるものになっている。

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まず手に取ると大きさに驚く。さらにフィルムを破り、フタを所定位置まで開けると中に入っているのは液体スープと特製(粉末)スープの2種類。

その2つを取り出すとさながら火山噴火口のように見える真っ赤に染まった揚げ玉が敷き詰められている。

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この時点では特製(粉末)のみ投入して、お湯を注ぐのだが、その量には注意。定番の日清カップヌードルの必要湯量が290mlなのに対して、倍近い520mlのお湯が必要なのである。いつもの感覚でお湯を沸かすと確実に足りなくなる。

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大量のお湯を注ぎ入れて、念のために液体スープを温めるためフタの上にのせて、待つこと5分。

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フタを開けると匂い立つニンニク臭の中へ、ドロッとした液体スープを流し入れる。

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豪快にかき回すとやっと出てくるのがコシのある太麺。手持ちでの作業は重いし、湯をこぼす危険があるのでテーブル上でするのが望ましい。IMG_9686

さすがに「富士盛り」といっても、お湯を吸い込んだ揚げ玉は山のようには盛り上がらないが、一面覆い尽くすほどの量は盛られていて迫力満点。

垣間見えるもう一つのかやくはキャベツ。それらが豆板醤、コチュジャン、唐辛子で真っ赤に染められているのだが、そのベースがこってりとした豚骨醤油とガーリックゆえに、スープはドロリと太麺に絡みつく。
ほどよい辛みが食欲を加速するので、意外と早く食べ終わる。

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味も濃ければ量も多い(総重量142g※うち麺は90 g)ので、部活帰りの学生御用達だと思うし、通常の一食としても充分な量である(604 kcal)。家系ラーメンなどのこってりガッツリ好きな人にはたまらない一品だろう。

公式サイト:サッポロ一番 富士郎 辛豚骨醤油ラーメン

記者

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清水 りょういち

食レポからタバコ・コーヒーなどの体に悪い系、果てはIT、経済分野までフォローする新しもの好きライター。「わかりにくいをわかりやすく」がモットー。元「月刊歌謡曲/ゲッカヨ」編集長

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