『Touch Pen nano』はナノテク素材採用のタッチペン 付属のボールペンは、パーカーの替芯も使用できる!

マホやタブレットのタッチ画面を、汚さずにスムーズに操作できるタッチペン(スタイラス)は、多種多様な商品が市場に出回っているが、どれも“帯に短したすきに長し”で、納得できる品質の商品は多くない。

プリンストンの『Touch Pen nano』は、そしたタッチペン市場にあって、確実な存在感を放っている。その理由を探るため、今回、当サイトでは、6月に発売された新商品をさっそく試してみた。

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この『Touch Pen nano』は、見た目は高級感のある、しっかりとした重量感あるボールペンで、そのキャップ部分が、タッチペンになっている。そして最大の“売り”は、タッチペンの先端部の素材に、ナノテクノロジーを使用したカーボンナノチューブを採用していること。

手で触ると、化学繊維の布地のような肌触りのそのタッチペンで、スマホの画面を操作すると、その使用感は「うーん、微妙!」といった感じ。パッケージにも、「使用感には個人差があります」との、やはり微妙なニュアンスの注意書きもある。

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同じようなタッチペンでは、当サイトでも以前、「SMART-TIP」という商品を2度にわたり紹介しているが、記者の感覚では、今回のナノテク素材よりも、「SMART-TIP」の方が、操作の感度がいいように思える。しかし、これも、注意書きにあるような“個人差”の域内の出来事なのかもしれない。

しかし、この『Touch Pen nano』には、その使用感を差し引いても、おつりが来るほどの大きな魅力がある。

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1つは、そのスタイルの良さだ。どちらかというとズングリムックリで不格好なタッチペンが多い中にあって、この『Touch Pen nano』は、シャープでルックスがいい。つまり、タッチペンを感じさせないのである。

全体的に細身なシェイプに包まれ、ボールペンとしても、タッチペンとしても、どことなく高級感も漂う。そして、ルックスだけでなく、このタッチペンには、もっと大きな魅力が存在するのだ。

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その魅力というのは、ボールペンの替芯にある。この『Touch Pen nano』のボールペンは、替芯にParker社のF字のリフィルが使用できるのだ。HPによると、「その他メーカーの同タイプの替芯も使用できる」とあるが、筆記具にこだわりのある人には、Parkerが使えるというだけでも、このタッチペンには、大きなアドバンテージがあると言えるだろう。

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製造元の株式会社プリンストン(東京・千代田区)のサイトには、このタッチペンの対応機種の一覧があるので、事前にそこで自分のスマホの対応の可否を確認できるほか、商品パッケージ右下にも、QRコードがあり、スマホでそれを読み込めば、店頭でも対応機種の確認ができる。

『Touch Pen nano』は、6月13日の発売で、ブラック、シルバー、ホワイトの3色があり、メーカーの実売予想価格は税別1834円となっている。

タッチペンが使いたいが、ボールペンの機能やスタイルが“いまいち”と感じていた人は、記者も含め少なくないはず。そういう人の御眼鏡にも、この『Touch Pen nano』ならきっとかなうだろう。ぜひ、一度お試しあれ。

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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