サッポロビールの社長から新入社員まで1900人が畑から作った100%国産ビール『まるごと国産』

ールの原料は大麦とホップの2つだが、世界で唯一これらを自社で品種開発し、自社の畑で育てるところから作った超プレミアムビールだ。サッポロビール『まるごと国産』はその名の通りホップは北海道産、大麦は埼玉県産と100%国産原料を用いており、これも非常に珍しい。想定小売価格は270円と同社の高級ビール「ヱビス」を上回る価格設定だが、その味やいかに。

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早速グラスに注いでみる。

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見た目には、大きな特徴は無い。美しい黄金色に期待が高まる。

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肝心の味は……文句なしにウマい!

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だが、どんな味かと問われれば、これが難しい。
いかにもビールらしい味だが、たとえばフルーティーだとか、ビターだとか、そういうわかりやすい特徴がないのだ。
ホップの存在感は、確かにある。
ビールがのどを通る際の味わいと、鼻に抜ける香り。しっかりと飲みごたえを感じさせる。そして、あとから来る苦味も強い。舌にジワリと残る。

王道。

そんな言葉が相応しい味わいである。『まるごと国産』は小手先の味付けではなく、ビール本来の魅力で勝負しているのだ。日本酒も、杜氏の技が極まれば余計な味わいが削がれてクセのない、まるで澄んだ水に近づいていくというが、そんな世界を感じさせた。

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サッポロビールでは、この企画がスタートした2011年以降の様子をブログに綴っており、『まるごと国産』は企画自体が広報的な意味合いを持った「お祭り商品」なのだろうが、その中身は、決して遊びで作られたものではない。

 

 

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パッケージは350ml缶のみで、発売エリアは関東圏(東京・神奈川・埼玉・千葉・山梨・茨城・栃木・群馬)のみ、120万本の限定発売。

100%国産原料は、安定した供給量確保ができない恐れがあることや、仕入れコストの面から実施は難しい傾向にあったという。だがこの商品が多くの消費者の支持を集められれば、いずれは純国産ビールも定番化するかもしれない。

ビールファンを自称する方はぜひ、この審判に加わって頂きたい。

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サッポロビール関係者だけに飲ませておいては、つまらない。

公式サイト:サッポロビール株式会社 『まるごと国産』

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