食べて飲んで、梨を“200%”味わい尽くす食感ドリンク!特許技術で果肉が沈まない!JT『果実体感 みぞれ梨』

のドリンク、見覚えがあると思ったら、当サイトの昨年9月16日の記事で取り上げている商品のリニューアル商品だ。しかもリニューアルのポイントは、ボトルのデザインのみ。つまり、中身は同じということ。

「それなら書く事はないだろう」では、これで終わりになってしまうので、今日は、前回の記事では書かなかったことを書いてみたいと思う。 というわけで、今日は、JT『果実体感 みぞれ梨』をさっそく“おためし”だ。

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前回も書いたとおり、この商品の最大の特長は、ドリンクの中に入っている梨の果肉が、ドリンクの液体の底に沈殿しないことだ。

沈殿しないから、飲み物と一緒に果肉が安定して食べられる。沈殿してしまえば、どうしても、ドリンクが終わってから、果肉だけが残ってしまう。それでは、飲みながら、果肉も一緒に味わうことができない。果肉が沈まないことは、このドリンクの生命線なのである。

そして、その果肉が沈まない技術で、JTは、特許第5411996号「固形分含有容器詰飲料およびその製造方法」の特許を取得している。詳しい特許公報の中身は確認していないが、実際にこのドリンクをグラスに注いで見てみると、ドリンクの液体の中に、カットされた梨の果肉とゼリー状のものが混然一体となって存在しているのが見て取れる。

これは原材料からみて、ジェランというゲル化剤を上手く使って、果肉がまんべんなく広がり、しかも沈殿しにくくしているのだということがわかる。もっとわかりやすくいうと、ドリンク全体がややゼリー状になっていて、その中に果肉がプカプカと浮いている感じなのだ。

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だとすると、飲む前に缶を思い切り振って、このトロリとしたゼリー感を壊してしまうよりも、ゆっくりと上下を入れ替えるように振ってから飲んだ方が、このドリンクには適した飲み方だということも納得できる。それで缶の裏に、わざわざ「ゆっくりふってから」と注意書きまで入れているのだ。

今回、撮影のために、ドリンクをグラスに注いでみると、梨の果肉は、まったく沈まないわけではないことがわかる。時間を置くと、やはりゆっくりとグラスの底に沈む。

だから、飲む時は、この沈んだ果肉をゆっくりとまた、液体上部に戻してあげればいい。そうすることで、梨の果汁の入ったドリンクを飲み、シャリシャリした食感の梨の果肉を味わい、みずみずしい梨を“200%”楽しめるのである。

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もともと自動販売機チャネルでの販売に強いJT飲料のドリンク類だが、その中の人気ドリンクをあえて、コンビニや量販店チャネル用に改良して作り出した、この『果実体感 みぞれ梨』。

梨のドリンクとして、これだけの美味しさと特長を持ち、飲んでも食べても楽しめるのは、おそらくこのドリンクだけだろう。ボトルのデザインをリニューアルして、3月24日より全国販売。税別150円である。

※当サイトでの、リニューアル前のこの商品の記事は、こちらから

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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