このLEDライトは怖すぎる、不気味すぎる、異質すぎる!なぜ自転車にザリガニが?! Hashy『Zarigani Light』

のザリガニ、目の部分に仕込まれたLEDライトを点灯させると、怖さが一層増す。ちょっと夜道では遭遇したくない不気味さだ。

同じ自転車用ライトとして1月に紹介した、やはり不気味なLEDライト『FROG Light』は、カエルの表情が明るいから救われるが、こちらの『ZARIGANI Light』は、体が妙にリアルなうえに、顔が怖い。

どちらのLEDライトも、おもしろアイデアおもちゃやノベルティグッズのブランド「Hashy(ハシー)」で知られる株式会社ハシモト(東京・墨田区)の商品だ。

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この正面からのカット。まるで人類に襲いかかろうとする異星の生物のようではないか。大きさといい、色といい、記者が昔、よく捕まえて遊んだアメリカザリガニそのものだ。

それはともかく、これは“一応”、自転車に取り付けて使うLEDライトで、このザリガニには白色が2個、赤色が2個の合計4個のLEDライトが仕込まれている。

背中にあるスイッチを押すたびに、白色点灯→白色点滅→赤色点灯→赤色点滅→赤白両方点滅→OFFの順に、ライトが切り替わる。

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ザリガニを裏返してみると、このライトの心臓部分が見える。この透明のボックスに、4個のLEDライトとスイッチ、そして電池がすべて収まっている。

胴体やハサミの部分の裏は、肉を食べられた後の伊勢海老の殻のように空洞になっている。これは軽量化と柔軟性を確保するためだろう。

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この『ZARIGANI Light』は、おそらく子供向けの商品で、実際、子供には人気があることだろうと思う。でも、記者は、健康と経費節約のために自転車通勤をし始めた社会人にこそ、これを装着して仕事の行き帰りを安全快適不気味に自転車走行して欲しいと思っている。

赤い点滅ライトは、夜道でとても目立つので、自動車からも視認されやすい。自転車の前は白色の点灯で、後ろには赤色点滅で、この『ZARIGANI Light』を活用すれば、残業後、疲れた帰り道でも、少しは安全に帰宅できるというものだ。

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 『FROG Light』のときも、全く同様のことを書き、同様の写真も掲載したが、このLEDライトは、自転車のハンドルをザリガニの尻尾で巻きつけるように装着するので、ハンドルと同じくらいの太さの筒状のものであれば、何にでも装着が可能である。

例えば、寝室にあるテディベアの二の腕なんか、装着場所として手頃で、しかも使い勝手がいい。部屋の電気を消して、最後にベッドサイドで、『ZARIGANI Light』を消す。こうした使い方も、あるのではないだろうか。

それにしても、テディくんにも、心なしか迷惑がられているように見える、コワモテの『ZARIGANI Light』なのである。

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このライトに使用する電池は、「CR2032」タイプのいわゆるボタン電池が2個。これをザリガニの心臓部分である、透明なケースに入れて、ネジでしっかりとフタをすればOKだ。

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このHashy『ZARIGANI Light』は、赤と青の2色で、税別1280円。リアリティからみて、選ぶならやはり赤だと記者は思うが、あなたはいかがだろう。

販売元である「ハシートップイン」のホームページのほか、Amazonや楽天市場などのネット通販、ヴィレッジヴァンガードやドン・キホーテなどの量販店で販売中である。【渡邉 穣】

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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