正しい使い方ではない(?)が…感動的に便利に使える!『マグネットソケット』&バインダークリップの裏ワザ
つい先日、3月4日の記事で紹介したばかりのナイトアイズ『スティーリー カーマウントキット』。これについては、今さら繰り返し説明はしないので、知りたい人は、もう一度、「こちら」から記事を読んでもらうとして、その後、記者が3日間、これを使用していて、“思わぬ便利さ”に驚いている話を今日はしようと思う。
メーカー側から見れば、「そうやって使わないでよ!」とでも言いたくなるのかもしれないが、とにかく便利で使えるからやめられない。『スティーリー カーマウントキット』の『マグネットソケット』&バインダークリップの合わせ技なのである。
もともとは、クルマの中にスマホを固定するホルダーなので、その用途で使えるのは当たり前としても、クルマから降りた時も、これがこんなに使えるとは全くの予想外の出来事だった。
スマホ側には、クルマで使わないときも、ネオジム磁石の強力な「マグネットソケット」がつねに付いていて、実はそれが思いのほか便利なのである。
スマホを手に持っているときに、ちょっと両手を使いたい瞬間など、意外にあるもの。そんなとき、ほら、この写真のようにクルマのボディにペタンと貼り付けられる。要するに磁石が付く場所なら、すぐさまスマホの安定した置き場になってしまうのだ。
冷蔵庫にだって、ポイッと貼り付けて手を洗ったり、あるいは、このまま料理のレシピなんかを見ながら、あるいは音楽を聞きながら調理するなんてこともラクラク。
スマホの裏にマグネットがあるということは、こんなにも便利だったとは・・・、これはかなりトクした気分なのである。
家の中には、鉄でできているものは結構あるので、このようにブックエンドに貼り付けたり、事務用のデスクやパソコンラックに付けてみたり、電気スタンドのネックにペタンとしたり・・。
スマホの裏にマグネットがあるだけで、スマホを持ち歩くことが、とても楽になったような感じがする。しかし磁石が付かない場所ばかりだったら、せっかくのこの恩恵に預かれないのでは…。 と思うのは、いささか早計なのだ。
この写真の電気スタンドは、磁石が付かない素材でできているが、ほらスマホが付いている!この裏ワザに活躍するのが、実はどこにでもある「バインダークリップ」だ。分厚い書類などを綴じるときに使う、あの黒くて、ごついクリップのことである。
裏ワザだけに、ちょっと裏を見てみると、そう、スティーリーの『マグネットソケット』に、バインダークリップを磁石で付けて、あとは、バインダークリップで、好きなところに挟み込むという仕掛けになっているのだ。
この方法を使えば、こうしてカーテンにスマホを付けておくなんて芸当は朝飯前。何しろ、バインダークリップで挟める場所であれば、どこにだってスマホを装着できるのだから、こんなに便利なことはない。
また、このバインダークリップは、この独特の形状と構造から、これをスマホにつけると、このように、スマホのスタンドにもなってしまう。もちろん、横でも縦でも使えるし、クリップを引っ掛けることができるフックがあれば、そこにスマホをかけておくこともできる。
それだけでなく、スマホを手で持つときに、ハードケースだけだと、手が滑って落とす心配があるが、このバインダークリップを付けておけば、指にうまい具合に引っかかって、手持ち時の安心感が増すのである。
ナイトアイズでは、すでに商品として、マグネットを利用したスマホの持ち手やスタンドを発売しているので、この記事のように、バインダークリップを活用することなど、きっと快くは思わないかもしれないが、クルマ用の『カーマウントキット』を買うことで、こんなにもいろいろと使えてしまうのだから、メーカー側にとっても、必ずしも悪い情報ではないはず。
というわけで、『カーマウントキット』とバインダークリップを使った、感動的に使えるコラボについての記者の体験報告、これにて終了。
参照:3月4日の記事「上下も左右も自由自在!とてもクールなスマホ・ホルダー『スティーリー カーマウントキット』byナイトアイズ」
https://www.shin-shouhin.com/2014/03/04/niteize-steelie-carmount/
【渡邉 穣】