これ1本で「書いて消す」ではなく「書いてスタイラス!」『Sketch STYLUS』は、現代版「消しゴム付き鉛筆」だ!

た目は、最近ではあまり見ることがなくなった、いわゆる「消しゴム付き鉛筆」なのである。ただ、鉛筆の軸が白木で、ちょっとオシャレでかっこよく、消しゴム部分の色が黒くて、引き締まって見える。

パッケージの裏に大きく書いてある言葉は、「これは消しゴムではありません。スマホ機器等に使うハイテクシリコン製のスタイラスです」。

そう、この黒い“消しゴム”は、スマホやタブレットなどのタッチパネルに使うスタイラス(タッチペン)なのだ。『Sketch STYLUS』(スケッチ・スタイラス)は、一本で鉛筆とスタイラスを兼ねた筆記用具なのである。

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この『Sketch STYLUS』は、イギリスのギフト小物などのメーカー「SUCK UK」の製品で、当サイトでも、最近、紹介している「ドラムスティック型のボールペンや箸」などを作っている会社だ。

パッケージには、『Sketch STYLUS』と書いてあるが、鉛筆には、『Sketch &  STYLUS』と、アンドが入っている。いずれにせよ、スケッチを描いて、スタイラスとしても使えるという意味なのだろう。

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このスタイラス部分の材質は、ECR(Electro Conductive Rubber=導電性ゴム)というシリコン製で、ふにゃふにゃと柔らかく、これでタッチパネルを操作するのは、ちょっと使いにくい気もするが、慣れると、非常に軽いタッチで、しかも指よりもずっと正確にタッチできるのがいい。スタイラスで慣れてしまうと、もう指を使いたくなくなってしまう。

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しかも、指で使った時のように、画面が油っぽく汚れないのがいい。

長さは、通常の鉛筆と同じ長さ。ただ“消しゴム”部分が付いている分、ちょっと長い。つまり、「消しゴム付き鉛筆」と同じ長さである。

鉛筆のサイドに、「LONDON, ENGLAND」と書いてあるのも、ちょっとカッコイイ。

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1本で 「書いて、スタイラス」とはいえ、実際に、この鉛筆で紙に字や絵を書く人は、少ないのではないだろう。スタイラスペンの、1つのお遊びとしての「鉛筆のデザイン」なので、これを買って使う人は、スタイラスが主たる使用目的だと思われる。だとすれば、これ、カッコはいいが、やや長すぎて邪魔になる。

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それと、記者がネットで探してみた限り、これの入手には、今のところメーカーサイトから直接買う以外に手はなさそうで、それでは送料が30ドルもかかってしまうので、とても割に合わない。どこかで輸入販売してくれるといいのだが。 ちなみに、この『Sketch STYLUS』の価格は8.50ドルだ。

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そこで、ちょっと探してみると、同じイギリスのSUCK UK社製の、小さくて可愛い、やはり「消しゴム付き鉛筆」デザインのスタイラス専用ペンを発見。こちらだと、メーカーサイトで、12.75ドルで売られているが、これはアマゾンで1155円で販売されている。

アマゾンのサイトで、「touch screen stylus pencil suck uk」とでもキーワードを入れて検索すると、「新着商品」として見つけることができる。

文具オタクの記者としは、こちらの短いスタイラスにも、かなり魅力を感じる。あなたも、タブレットやスマホのタッチパネルは、スタイラスを使ってみてはいかがだろう。ぜひ、ご自分の好みにあった1本を探してみて欲しい。

「おためし新商品ナビ」では、今回撮影に使った『Sketch STYLUS』を1名様にプレゼントする。ご希望の方は、下記からふるってご応募を!

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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