鯛だし風味のあっさり感と辛い薬味のアクセントがクセになる!濃厚塩あじが美味しい、日清『麺職人 鯛だし仕立ての塩』

だし仕立てのスープに興味があった。あのあっさり感を、カップめんでどこまで実現できるのか。

またパッケージの写真を見ると、めんの上に赤唐辛子がいくつも浮いている。「薬味の辛さでひきたつ旨さ」というキャッチコピーもあって、辛いもの好きの記者の食欲をそそる。

しかも『麺職人』は、あまり期待をはずすことはない。日清『麺職人 鯛だし仕立ての塩』は、そんなわけで、食べる前から期待感いっぱいの楽しみな試食となった。

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めんは、ノンフライのストレートめん。中細という太さらしいが、非常に繊細なめんで、熱湯4分戻しである。

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パッケージの中は、めんの他に、スープとかやくが入っているが、どちらも食べる直前に入れるものなので、とりあえず、ノンフライめんだけにお湯を注ぎ、4分待つ。

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さて、4分後、液体スープとかやくを入れると、何とも色が華やかで綺麗だ。黄色いめんに、黄金のスープ、緑のワケギ、赤い唐辛子、さらに白い白髪ねぎに針生姜に揚げ玉。

そしてスープからは、魚だしの香りが漂い始める。まずはスープを一口。いわゆる鯛だしよりも、魚介スープの味がはっきり主張するが、鯛だしのような、上品なさっぱり感がある。

しかも、その魚介スープに、色鮮やかな薬味が、ピリッと辛く、口の中にアクセントとなって飽きさせない。塩味スープだが、意外としっかり濃厚な味付けで、そこに細いストレートめんが、そよそよと流れていて、また食べたくなる予感がする。

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1月14日全国発売の新春限定商品で、鯛だしで「おめでタイ」塩ラーメンということだが、この味は、本当にクセになる。季節が過ぎたときに、また来年まで待たないといけないのかと寂しい気持ちにさせる。

希望小売価格は、税別170円。寒い日に、魚介系のスープでラーメンが食べたくなったら、今のうちに食べておきたい日清『麺職人 鯛だし仕立ての塩』である。

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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