義理の“義理チョコ”=ギリギリチョコとして楽しく活用できる!1人分50円でメッセージ付き!『キモチつたえるチョコパイ』

年この季節になると、チョコレート市場は騒がしくなる。バレンタインデーという、チョコレートメーカーにとっては、1年で最大のイベントが目前に控えているのだから、それもやむを得まい。

というわけで、ロッテの定番チョコ菓子「チョコパイ」にも、1月7日に“バレンタイン仕様”が登場した。その名もロッテ『キモチつたえるチョコパイ』だ。

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このチョコパイ、表向きは小学生の女子がターゲットというものだが、別にそんな想定ターゲットに縛られることはない。大人女子がバンバン使えばいいし、コレ、なかなかカワイイと思うのだ。

あげる方ももらう方も負担になるだけの、いわゆる「義理チョコ」はやめよう!という風潮も最近は出てきたが、特にビジネス社会に生きる女性たちは、「とはいっても、そうもいかない」という事情もあるだろう。そんなとき、この『キモチつたえるチョコパイ』ならコスト削減できて使えそう。

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希望小売価格は一箱が298円。6個入りなので、1個あたり50円弱である。しかも一つひとつの個別包装には、メッセージが書き込めるようになっている。

「To:○○さん  いつもありがとう。これからもよろしく! From:×××♪」くらいのメッセージを直接袋に書いて渡せる。その包装も、5種類から選べるのだ。

義理チョコにもいろいろとランクがあるらしいが、義理のまた義理くらいの“ギリギリチョコ”としてなら、十分に可愛い演出ではないか。

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袋の中身は、普通の『チョコパイ』だ。ふわふわバニラクリームをソフトケーキでサンドして、その上からチョコレートコーティング。これ1個で162kcalと、しっかりカロリーも詰め込まれている。

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箱の底面には、チョコパイを使った、ひと工夫のレシピ付き。さらに、チョコパイのブランドサイトには、他にもレシピの紹介がある。ひと工夫を加えれば、「義理」のランク分けもできるというわけだ。

いずれにせよ、バレンタインデーを子供から大人まで楽しめる国民的行事にしようというメーカーの“キモチが伝わってくる”、ロッテ『キモチつたえるチョコパイ』なのである。

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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