“凶暴”ではないが、激辛好きの期待を裏切らない辛さを楽しめるエースコック『スーパーカップ 大盛りいか焼そば極辛RED』

今、カップ麺の激辛味が、本格的に辛くなりつつあるように思う。激辛好きの記者としては、それは嬉しい傾向だ。

今回試してみた、このエースコックの新商品、『スーパーカップ 大盛りいか焼そば極辛RED』も、このパッケージの写真や言葉から想像するに、「いか焼きそば」だけあって、いかにも辛そう。期待いっぱいの試食なのだった。

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25周年目を迎える「スーパーカップ」ブランドに、昨年12月23日、衝撃的な新商品の登場だ。スーパーカップの大盛りらしい、おおらかなパッケージが、真っ赤に燃えている。

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真っ赤な唐辛子を背景に、真っ赤唐辛子をかぶった麺の写真が、激辛心をくすぐる。そんなパッケージに、「この辛さ凶暴につき!」の言葉。本当に辛そうな顔つきだ。

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さらにご親切にも、下の方には、注意書きまである。やはり、この注意書きがないと、激辛味だという真実味に欠けるのだ。

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パッケージの中は3つの袋。かやく、スパイス、そして焼きそばソースである。かやくは「いか」。スパイスは、真っ赤な唐辛子の粉末がたっぷり。そして、ソースは、辛さだけでなく、ウスターソースをベースに、ガーリックや魚介の旨みを効かせた味わい深いものなのだそうだ。

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厚みがガッシリの、エースコック独自の3D麺(油揚げめん)が、130gという大盛り。

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タコのように見える、かやくの「いか」。結構、たくさん入っているが、お湯をいれて混ぜると、大盛りの麺に紛れてしまう。

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さて、記者は激辛好きなので、スパイスの唐辛子は、迷わず全部をふりかけたが、辛さに自信がない人でも、このスパイスの量で自分の好きな辛さに調整が効くので心配はいらない。全部振りかけると、パッケージの写真ほどではないが、麺はかなり真っ赤になる。

さっそく、真っ赤なところを一口食べると、ソースが美味しい。そして、じわじわとしっかり辛さも感じられる。スパイスが、いかの中に溜まってしまうので、それを掻き出しながら、いかを味わい、麺をいただく。この辛さなら、激辛好きでも、物足りなく思うことはないかもしれない。ガーリックのベースを感じながら、辛味もしっかりのソース味は、なかなかいい。

このエースコック『スーパーカップ 大盛りいか焼きそば激辛RED』は、税別で200円。また食べたくなる美味しい辛さだった。

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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