(お正月企画)2013年記者が見た新商品ランキングベスト3!恐るべし、新潟県燕三条・伝統の“ものづくり“のクオリティ!

日から新年1月3日までは、お正月の企画物として、新商品の紹介ではなく、今年1年の振り返りや、記者が日頃愛用している新商品などについて、いつのも記事では書けないようなことを書いてみたいと思う。

今年4月にスタートした当サイトを、皆様には、ご愛顧いただき、本当にありがとうございました。新しい年もまた、「おためし新商品ナビ」を、どうぞよろしくお願いします。

さて・・・・

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今年、記者が書いた新商品記事は全部で357本。その中から、記者の独断と偏見で、ベスト3の商品を選んでみたところ、4つになってしまった。1位が2つあるのだ。1位が2つで、3位が1つではなんとなく寂しいので、1位を2つ、2位、3位と4つを選んだ次第。いずれも、とても実用的なもので、流行に流されないようなものばかりだった。

前置きが長くなったが、第1位は、『ゆびさきトング』『米トギーナ』。この2つの商品、偶然だが、いずれも新潟県の燕三条のメーカーが作ったものなのだ。燕三条といえば、銀食器などを中心に、ものづくりを信条とする職人の街。

『ゆびさきトング』は、高級なクロム鋼を使った、自分の指の延長のように馴染むトングで、デザインもよく、何より使いやすい。天ぷらを揚げるにも、指に付けたくないにんにくなどをつまむにも、サッとつかんで、パッと料理できる。

『米トギーナ』も、やはり指先を意識した商品で、指を汚さず、しっかりと米を研ぐことができる。ネイルをしている人や、手荒れをしている人、さらに冬場の冷水研ぎにも、活用できて、しかも機能が優れている。

やはり、職人の街の商品は、侮れないものだと記者は感じ入ったのであった。

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さて、続いて第2位だが、コクヨの『パワーラッチキス』、別名『スゴとじ』となった。その名のとおり、綴じる力がスゴイのである。

この商品のいいところは、いわゆる普通のホッチキスの針をそのまま使うのに、綴じられる紙の枚数が28枚!と、通常の1.4倍も増えるということ。しかも握る力はあくまでも軽く、閉じた時の音が、カシャッと軽快で気持ちがいい。

これがあれば、もう普通のホッチキスを使う理由は何もないだろう。

catch

第3位は、花王の『ウルトラアタックNEO』という液体洗濯用洗剤である。

とにかく洗濯時間が5分で済む。だからすすぎ、脱水を合わせても、洗濯に要する時間が、思いっきり短縮できるのが、想像以上にスゴイことなのである。

忙しい現代の主婦は、家事の時短が重要な問題だが、洗剤を変えるだけで、洗濯にかかる時間が大幅時短。この魅力は使ってみた人なら、わかるはず。もうこれまでの洗剤は使いたくなくなってしまう。

このほか、ベスト3の候補に、6つの商品をピックアップしてみたが、選んでみて思ったことは、「流行を追う」ような商品や、いわゆるオモシログッズは、結局印象に残らないということだった。流行よりも、やはり機能がしっかりとしていて、しかもいつも安心して使える実用品。それが、ベスト10に残った商品だった。

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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