ヌーボーシーズンに発売されるワイン気分のジンジャーエール!赤と白がある『トロピカーナ スパークリングタイム』
ペットボトルに入った果汁入り炭酸飲料なのだが、カメラを向けると、どことなくワインのように見えるから不思議だ。しかも、この商品、昨年、今年と、ボージョレヌーボーの解禁日近くに発売されている。赤と白があるのも、ワインのよう。
おそらく、かなりワインを意識しての商品開発がされているのだろう。『トロピカーナ スパークリングタイム』。ワインをいただくパーティーなどが増えるこの時期に、アルコールを飲まずに付き合うには、最適の飲み物だ。
赤ぶどうをベースに、レモンとジンジャー風味を加えた「レッド」は、グラスに注ぐと赤のスパークリングワインのようだ。味も、ぶどう味が深く、それでいてジンジャーの辛味がしっかりと口の中に残る。レモンの味わいも爽やか。これなら、料理を前にしても、臆することなく楽しむことができる。
ボトルの上部には、「果実で作ったジンジャーエール」と書いてあるとおり、原材料には、ぶどう、レモンの果実、そしてしょうが、炭酸とある。赤い色も、ちょっと渋めのワイン色をしていて、子供が飲む炭酸飲料とは一線を画する。
11月12日と、ヌーボー解禁より10日ほど早い発売で、350ml入り税別140円。素材感と本格感の向上をメーカーは目指したとのことだが、このレッドを試してみた限り、それには成功しているように思える。
一方の「ホワイト」も、レッド同様に、白ぶどうベースにレモンとジンジャー風味を加えたものだが、レッドに比べると、ジンジャー風味が薄く感じられる。というよりも、白ぶどうの爽やかな甘味がジンジャーに勝ってしまうのかもしれない。おそらく、子供向けには、この「ホワイト」の方が飲みやすいだろう。このあたりの赤と白のバランスも、どことなくワインと似ている。
どちらも数量限定販売なので、クリスマス、年末年始用なら、お早目にお求めあれ。レッドとホワイト、バランスよく入手し、好みと場の状況で両方を楽しんで欲しいジンジャーエールである。