寒い日には一層恋しくなる、激辛なのに旨みが濃いスープ!  日清『とんがらし麺 激辛海鮮味』は、まるでキムチのようだ

湯を入れる前から真っ赤である。お湯を入れて、さらに別袋の超絶激辛オイルを入れると、さらに真っ赤である。見るからに激辛。少なくとも、見た目の迫力は相当なものである。

11月25日に発売された日清の『とんがらし麺 激辛海鮮味』は、麺にまで唐辛子を練りこんである。カップ横には、「小さなお子様や辛味が苦手な方の飲食には十分ご注意ください」と注意書きまである。果たして、その味は?

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いわゆるオールインワンタイプのカップ麺に、「超絶激辛オイル」が添付されている。そしてここにも「投入注意!」の文字が。

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フタを開けると、結構、ふんだんにかやく類が入っている。原材料を見ると、かやくは、白菜キムチ、いか、味付えび、ねぎの4種類だ。スープは、激辛に相性のいいビーフベースに、海鮮味の魚介エキスやいわしパウダー、いかパウダー、野菜エキス、香味油などが加わっている。

そして、油揚げ麺にも唐辛子が練りこまれていることもあり、まだお湯を注ぐ前なのに、カップの中は、すでに真っ赤である。

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お湯を注ぎ3分待って、さらにそこに「超絶激辛オイル」を投入。赤い麺の上に、さらに濃い赤い色が注ぎ込まれる。

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麺だけをすくい上げてみても、確かに赤い。唐辛子を練りこんである激辛麺なので、辛さからの逃げ場はないのだ。

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さて、激辛好きの記者が、まずスープを一口すすると、これはなかなかいい味出している。辛さは普通にしっかりとあって、それだけで終わりではなく、だしの旨みが濃く感じられるのである。激辛好きには、特に辛くはないが、美味しくいただける、口当たりのいい辛さなのだ。

海鮮味のスープに、小さな白菜やえび、いかが入っていて、旨みの濃いキムチを食べているような感覚にとらわれる。スープをすべて飲み干す頃には、体がポカポカと暖かくなり、これからの寒いシーズンには、この味は、ちょっとクセになりそうな予感。

catch

麺が80gと、ボリューム感もあり、1食で459kcal。税込200円で発売中だ。

記者

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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