生麺ですか?いいえ、『究麺』です!

今月新たに「ソース焼きそば」をラインナップ加え、明星食品の『究麺(きわめん)』シリーズは、カップ麺で5つの味を楽しめるようになりました。その最大の特徴は、何といっても、麺の食感。メーカーの言葉を借りれば、それはもう「ややこしいほど、ほぼ生めん」なのです。

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もともと、こうした即席麺は、いかにして麺の中の水分を乾燥させるかが、その製法のテーマでした。当初は油で揚げることで脱水してましたが、その後、ノンフライ製法という、熱風で乾燥する方式が採用され、より生麺に近い食感となりました。しかしこの明星食品の『究麺』(きわめん)は、麺の中の水分だけでなく、「気泡」をコントロールすることに成功。さらに麺にオニオンを混ぜ込むことで、麺のタイプに応じた“ほぼ生麺”の食感の再現に成功したのです。それが「新スーパーノンフライ製法」です。

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ここで紹介する「ちゃんぽん」味に使用される麺は、表面はなめらかで中心部はモチモチとした生麺食感。のど越しがよく食べ応えのある丸太麺を採用しています。そこに、ねぎ、キャベツ、コーン、いか、チンゲン菜、味付えび、かまぼこ、キクラゲ、人参の9種の具材を入れ、スープは、豚骨と海鮮だしが効いた、ちゃんぽんお馴染みのもの。

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この『究麺』(きわめん)のカップ麺シリーズ。最新の「ソース焼きそば」に「ちゃんぽん」、その他に「新・横浜タンメン」「鶏ガラ旨醤油」「濃コク豚骨」の5種類のラインナップ。希望小売価格は、税別237円となっています。ちなみに、このちゃんぽん、麺はもちもちで、スープはしっかりしたコクがあり、アツアツで美味しくいただけました。カップ麺も、時代とともに進化を続けていることが実感できました。

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渡辺 穣

複数の雑誌のデスク・編集長等を経てフリーライター/エディター。主にビジネス/経済系の著書・記事多数。一橋大学法学部卒。八ヶ岳山麓に移住して20年以上。趣味は、スキー、ゴルフ、ピアノ、焚き火、ドライブ。山と海と酒とモーツァルトを愛する。札幌生まれ。

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